歯列矯正中はよだれが垂れやすいので注意

歯並びをきれいにするための歯列矯正の治療は、受けてみて初めて分かることというのが多くあります。
歯並びをきれいにするために装着するワイヤー装置は、歯を動かすように作られています。
歯同士が引っ張る力を利用して、正しい位置へと移動させていきます。

歯列矯正をする前の歯並びがガタガタの状態ですと、動かすためにまずは全体を緩ませる必要があります。
歯が動いていくために、噛み合わせも変わっていきます。
このとき、よだれが垂れるという経験をする人が増えます。
本人としては、口を閉じているつもりなのですが、食事の際や会話をしていると、口の端からよだれが出てしまいます。
日常生活の中でよだれが垂れるというのはあまりありませんが、歯列矯正中のよだれはある程度仕方のないことです。

寝ている間に横を向いていると、枕がよだれだらけになってしまうこともあります。
唾液の量は個人差がありますが、口の隙間から出てしまうので、多くの人がよだれが出るという経験をします。
寝る時には、枕の上にバスタオルなどをのせて、濡れてもいいようにしましょう。
睡眠時は無意識な状態になるので、起きている時よりもよだれが多く出る傾向があります。

よだれは恥ずかしいと感じるでしょうが、装置に慣れてくるのにしたがって、だんだんと押さえられるようになります。
装置をつけたばかりの頃は、痛みに加えてよだれまで出てしまうことに焦ってしまうかもしれませんが、ゆっくりと慣れていきましょう。

また、歯列矯正中にワイヤー装置と歯の隙間に麺類がはさまってしまうというのも良くあることです。
最初は装置が粘膜にあたって痛みますが、しばらくすると痛みにも慣れてきて、日常生活を送ることができます。
初めのうちは、お粥などのやわらかいものしか食べられないという人もいます。
次第に慣れてくると、いつも通りの食事をとることができるようになります。
繊維質の野菜や肉類は、装置に引っかかりやすい食材です。

歯列矯正をしていると、装置が外れてしまったりというトラブルが起きる場合があります。
痛みに我慢できなかったり、どのように対処していいか分からないということも多いです。
そのような場合は、歯科医院に電話して聞いてみましょう。
よだれが出るので困っているという場合も、恥ずかしがらずに伝えましょう。
装置を調整することで、歯並びの状態によっては改善することもあります。
小さなことでも気になったことを伝えることが大切です。